物忘れ外来

 

物忘れについて

ちょっとした物忘れは多かれ少なかれ誰にでも起こりうるものです。
 
しかし、
 
「仕事を頼まれたが、何を頼まれたのか思い出せない」
「予定を忘れてしまう」
といったものや、
 
「買い物に行ったが、買い物をすることを忘れてしまう」
「朝食を食べたが、食べたこと自体を忘れてしまう」
といったもののような物忘れは、日常生活で問題となることが少なくありません。
 
物忘れは、認知症の他に、うつ病、薬の飲み過ぎ、寝不足やストレスからも
起きる場合があります。
 
当院では、問題となっている物忘れが病気かどうか?
病気だとしたら認知症かうつ病かその他のものか?
診断いたします。
 
 

物忘れに気づいたら・・・

物忘れが多くなったと気づいた
本人は気づいていないが物忘れが多い
などの場合は当院へご相談ください。
 
診療案内についてはこちらをご覧ください。


認知症専門外来

はじめに

もともと知的には何の問題もなく生活できていた人が、脳のダメージによって知的な機能が低下したままの状態になることを認知症といいます。
 
認知症になると、ちょっと前のことが思い出せなくなったり、ものの名前が出てこなかったり、見えてはいるがそれが何だかどのように使うものなのか思い出せなくなったりといったことなどがおこります。
 
そうすると、それまで何の問題もなくできていた買い物、掃除や洗濯ができなくなったり、仲間づきあいができなくなったり、元気がなくなったりと、毎日の生活に様々な問題が生じてきます。
 
そうした問題は、本人では解決できないことも多く、家族の介護負担となります。
 
認知症は、薬による治療やデイケアの利用、本人とのかかわり方により介護負担を軽くすることが可能です。
 
 

認知症の症状とは?

認知症の症状は、記憶や物事を認識したり判断したりする機能の障害などの中核症状と抑うつ、徘徊、不眠などの周辺症状(精神症状)に分けて説明されます。
 
中核症状の主なものは、記憶障害、見当識障害、失語、失認、失行、判断力の障害、理解力の障害などがあげられます。
例えば、以下のようなものです。

新しいことを覚えられない
ちょっと前に起きたことを思い出せない
今日の日付がわからない
今、自分がどこにいるのかわからない
話そうとしても言葉が出ない
ものの名前が出てこない
見えてはいるが、そのものが何であるか分からない
服の着方が分からない
道具の使い方が分からない
日常的にできていたことができない(買い物、料理、掃除、洗濯など)
高価なものを何回も買う


周辺症状(精神症状)の主なものは、抑うつ、徘徊、幻視・幻聴、妄想、不眠、昼夜逆転、暴言、暴力、介護への抵抗、不潔行為、異食行動などがあげられます。
例えば、以下のようなものです。

元気がない
なにもしようとしない
うろうろと無目的に歩き回る
無目的に家を出ようとする
実際にはいないが、虫が這っているという
実際にはいないが、子供が座っているという
実際にはいない人の声がするという
見つけられない財布を盗まれた決めつける
何もないのに嫌がらせをされていると決めつける
何日もほとんど寝ない
昼には寝ていて夜起きて朝だという
家族や近親者などをののしる
暴力をふるう
何日も同じ服を着ている
着替えさせようとすると抵抗する
ティッシュペーパーなど食べ物以外のものを食べる

このように、認知症には様々な症状があり、症状のあらわれ方も人それぞれです。そして、認知症は、様々な症状が一度に起きていることも多くあります。また、以上のような症状は認知症とは他の原因から起こっていることも多いため、その診断には、高度な専門知識が必要です。
 
 

認知症と似た病気

うつ病、老年期精神病、健忘症、せん妄など
 
せん妄とは、意識がもうろうとした状態で動き回ったりする。時間や場所が分からず、会話はできるが内容が理解できなかったり、時には怒鳴ったりすることもある。
 
 

鑑別診断

似た症状の病気を精査して診断することを鑑別診断といいます。認知症と似た症状があらわれる病気は他にもいくつかあるため、まずは認知症かどうかを診断することが重要です。
 
 

認知症かな?と思ったら・・・

不安や気になる点がありましたら当院へご相談ください。
 
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